Write

Write メソッドは、指定された文字列を現在の HTTP 出力に書き込みます。

構文

Response.Write variant

パラメータ

variant

書き込むデータです。このパラメータには、文字、文字列、整数値を含む、Visual Basic(R) Scripting Edition のバリアント型がサポートしているすべてのデータ型を指定できます。この値に "%>" の文字の組み合わせを含めることはできません。%> を指定する場合はエスケープ シーケンス "%\>" を使います。Web サーバーは、スクリプトの処理時にエスケープ シーケンスを変換します。

解説

使用している主要スクリプト言語が Visual Basic(R) Scripting Edition (VBScript) である場合、variant として 1,022 文字を超える文字列リテラルを指定することはできません。これは、VBScript の静的文字列の制限が最大 1,022 バイトであるためです。ただし、1,022 バイトを超えるデータが含まれている変数の名前を variant に指定することは可能です。

たとえば、次の VBScript では、文字列リテラルの中で文字 'a' が 1,023 回繰り返し指定されているため、エラーになります。

<% Response.Write "aaaaaaaaaaaa...aaaaaaaaaaaaaaaaaa" %>
 

しかし、次の Visual Basic スクリプトは正しく動作します。

<%
AVeryLongString = String(4096, "a") 
Response.Write(AVeryLongString) 
%>
 

次の例は、Response.Write メソッドを使って出力をクライアントに送信します。

私は "<% Response.Write "こんにちは" %>" とだけ言いたい。

お名前をどうぞ:  <% Response.Write Request.Form("name") %> 
 

次の例は、HTML タグを Web ページの出力に追加します。Write メソッドが返す文字列には "%>" という文字の組み合わせを含めることができないため、エスケープ シーケンス "%\>" を代わりに使用しています。

<% Response.Write "<TABLE WIDTH = 100%\>" %> 
 

上の例の出力は次のようになります。

<TABLE WIDTH = 100%> 
 

対象

Response オブジェクト

関連項目

BinaryWrite


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