Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition IsNull 関数 |
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式に Null 値が含まれているかどうかを調べ、結果をブール型 (Boolean) で返します。
IsNull(expression)引数 expression には、任意の式を指定します。
IsNull 関数は、引数 expression の値が無効な値 (Null 値) である場合は真 (True) を返します。それ以外は偽 (False) を返します。引数 expression が複数の変数で構成されている場合、変数が 1 つでも Null 値のときには、式全体が Null 値となり、真 (True) が返されます。Null 値は、変数に有効なデータが入っていないことを示す値であり、変数が初期化されていないことを示す Empty 値や、Null 文字列と呼ばれる長さが 0 の文字列 ("") とは異なります。
重要 IsNull 関数を使用すると、式に Null 値が含まれているかどうかを調べることができます。If Var = Null や If Var <> Null のように他の状況では真 (True) と評価される式でも、偽 (False) になります。これは、Null 値を含む式はすべて式自体が Null 値となり、偽 (False)と評価されるためです。