Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition
TimeSerial 関数
 ランゲージ リファレンス  

関連項目


引数に指定した時、分、秒に対応する時刻を内部処理形式 DateVariant で返します。
構文
TimeSerial(hour, minute, second)

TimeSerial 関数の構文は、次の指定項目から構成されます。

指定項目 内容
hour 時を表す 0 (12:00 AM) 〜 23 (11:00 PM) の範囲の数値または任意の数式を指定します。
minute 分を表す 0 〜 59 の範囲の数値または任意の数式を指定します。
second 秒を表す 0 〜 59 の範囲の数値または任意の数式を指定します。

解説
時刻を指定するには、11:59:59 のように TimeSerial 関数の各引数が、それぞれ正しい範囲内になければなりません。時の範囲は 0 〜 23、分および秒の範囲は 0 〜 59 です。また、ある時刻からの相対的な時、分、および秒を表す数式を引数に指定することもできます。 次の例では、直接日付を指定せずに、式を用いて相対的に指定しています。正午の 6 時間前 (12 - 6) から 15 分前 (-15) の時刻である午前 5:45:00 を返します。


TimeSerial(12 - 6, -15, 0)

各引数に指定する値が正しい範囲内にない場合、指定された値は引数に従って加算されます。たとえば、引数 minute に 75 を指定すると、1 時間と 15 分として扱われます。ただし、各引数の値が -32,768 〜 32,767 の範囲を超える場合、またはこの 3 つの引数で指定した時刻が、時刻の正しい範囲内にない場合は、エラーが発生します。


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