Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition
On Error ステートメント
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関連項目


エラー処理ルーチンを有効にし、プロシージャ内でのエラー処理ルーチンの位置を指定します。エラー処理ルーチンを無効にするときに使うこともできます。

構文

On Error Resume Next

解説

On Error Resume Next ステートメントを設定していないときに実行時エラーが発生すると、そのエラーは致命的なエラーとなり、エラー メッセージが表示されてプログラムの実行が停止します。

On Error Resume Next ステートメントは、実行時エラーを発生させたステートメントの直後にあるステートメント、または、On Error Resume Next ステートメントが入っているプロシージャから最後に呼び出しを行ったステートメントの直後のステートメントを使って、実行を継続させます。これにより、実行時エラーが発生しても処理を続けることができます。 したがって、エラー処理ルーチンをプロシージャ内にインラインで構築することができます。 On Error Resume Next ステートメントは、別のプロシージャが呼び出されるとアクティブでなくなるので、そのルーチン内でインライン エラー処理を行う場合は、呼び出される各ルーチン内で On Error Resume Next ステートメントを実行する必要があります。


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