Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition CreateObject 関数 |
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オートメーション オブジェクトを作成します。
CreateObject(class)引数 class は、次のように "servername.typename" の形式で指定します。
指定項目 内容 servername オートメーション オブジェクトを提供しているアプリケーションの名前を指定します。 typename 作成するオブジェクトの種類またはクラスを指定します。
オートメーション サーバーは、少なくとも 1 種類のオブジェクトを提供しています。たとえば、ワード プロセッサであれば、アプリケーション オブジェクト、文書オブジェクト、ツールバー オブジェクトなどが提供されます。オートメーション オブジェクトを作成するには、CreateObject 関数の戻り値をオブジェクト変数に代入します。
このコードは、オブジェクトを提供するアプリケーション (この例では Microsoft Excel のワークシート) が起動します。オブジェクトが作成されたら、定義したオブジェクト変数を使って、コード内でそのオブジェクトを参照できるようになります。この例では、Cells コレクションの Application オブジェクトに含まれるオブジェクト変数 ExcelSheet およびその他の Excel オブジェクトを使って、新しく作成されたオブジェクトのプロパティやメソッドを操作できます。次に例を示します。Dim ExcelSheet Set ExcelSheet = CreateObject("Excel.Sheet")
' Application オブジェクトから Excel のワークシートを表示します。 ExcelSheet.Application.Visible = True ' ワークシートの最初のセルにテキストを入力します。 ExcelSheet.Cells(1,1).Value = "This is column A, row 1" ' ワークシートを名前を付けて保存します。 ExcelSheet.SaveAs "C:\DOCS\TEST.XLS" ' Application オブジェクトの Quit メソッドで Excel を終了します。 ExcelSheet.Application.Quit ' オブジェクト変数を解放します。 Set ExcelSheet = Nothing