Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition
FormatCurrency 関数
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関連項目


システムの [コントロール パネル] で定義されている書式を使って通貨形式の文字列を返す文字列処理関数です。

構文

FormatCurrency(Expression[,NumDigitsAfterDecimal [,IncludeLeadingDigit [,UseParensForNegativeNumbers [,GroupDigits]]]])

FormatCurrency 関数の構文は、次の指定項目から構成されます。

指定項目 内容
Expression 必ず指定します。書式を変換する式を指定します。
NumDigitsAfterDecimal 省略可能です。小数点以下に表示する桁数を表す数値を指定します。既定値は -1 で、[地域のプロパティ] の値を使用します。
IncludeLeadingDigit 省略可能です。小数点の左側のゼロを表示するかどうかを表す定数を指定します。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。
UseParensForNegativeNumbers 省略可能です。負の値をかっこで囲むかどうかを表す定数を指定します。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。
GroupDigits 省略可能です。[地域のプロパティ] で指定されている桁区切り記号を使用して、数値を区切るかどうかを表す定数を指定します。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値
引数 IncludeLeadingDigitUseParensForNegativeNumbers、および GroupDigits の設定値は次のとおりです。

定数 内容
TristateTrue -1 真 (True)
TristateFalse  0 偽 (False)
TristateUseDefault -2 [地域のプロパティ] の設定値を使用します。

解説
引数を省略すると、[地域のプロパティ] の対応する値を使用します。

通貨記号の位置は、[地域のプロパティ] の設定値で決まります。


メモ   これらの設定値の情報は、[地域のプロパティ] の [通貨] タブに基づいています。ただし、ゼロの表示については、[数値] タブに基づいています。


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