Parameter オブジェクト

Parameter オブジェクトは、パラメータ指定クエリーやストアド プロシージャに基づいて Command オブジェクトに関連付けられたパラメータや引数を表すオブジェクトです。


プロパティ

AttributesDirectionNameNumericScalePrecisionSizeTypeValue

メソッド

AppendChunk

解説

Parameter オブジェクトは、パラメータ指定クエリーに関連付けられたパラメータ、またはストアド プロシージャの in/out 引数や戻り値を表すオブジェクトです。プロバイダから提供される機能によっては、Parameter オブジェクトのコレクションやメソッド、またはプロパティの一部が使用できないことがあります。

Parameter オブジェクトのコレクションやメソッド、またはプロパティを使うと、次の操作が行えます。

· Name プロパティを使い、パラメータ名を設定または取得する。

· Value プロパティを使い、パラメータの値を設定または取得する。

· AttributesDirection の各プロパティ、および、PrecisionNumericScaleSizeType の各プロパティを使い、パラメータの特性を設定または取得する。

· AppendChunk メソッドを使い、ロング バイナリ データや文字データをパラメータに渡す。

呼び出そうとしているストアド プロシージャやパラメータ指定クエリーに関連付けられているパラメータの名前とプロパティが分かっている場合は、CreateParameter メソッドを使って適切なプロパティ設定を持つ Parameter オブジェクトを作成し、Append メソッドを使ってそれらを Parameters コレクションに追加することができます。これにより、Parameters コレクションに対して Refresh メソッドを呼び出してプロバイダからパラメータ情報を取得するという、リソースを圧迫する操作を行うことなく、パラメータ値の設定と取得ができます。

コレクション内の Parameter オブジェクトを序数または Name プロパティを使って参照する場合は、次のいずれかの構文を使います。

command.Parameters.Item(0)
command.Parameters.Item("name")
command.Parameters(0)
command.Parameters("name")
command(0)
command("name")
command![name]

関連項目

CommandCreateParameterItemParameters