Command オブジェクトの種類を示します。
次の CommandTypeEnum 値のうちの 1 つを設定または取得します。
定数 |
値 |
説明 |
adCmdText |
1 |
CommandText をテキストによるコマンドの定義として評価します。 |
adCmdTable |
2 |
CommandText をテーブル名として評価します。 |
adCmdStoredProc |
4 |
CommandText をストアド プロシージャとして評価します。 |
adCmdUnknown |
8 |
CommandText プロパティの中のコマンドの種類が不明です。 (デフォルト) |
CommandType プロパティは、CommandText プロパティの評価を最適化するために使います。CommandType プロパティの値が adCmdUnknown (8) であると、CommandText プロパティが SQL ステートメントなのか、ストアド プロシージャなのか、あるいはテーブル名なのかを判定するために ADO がプロバイダへの呼び出しを実行するため、パフォーマンスが低下することがあります。使用するコマンドの種類がわかっている場合には、CommandType プロパティを設定することで、実行すべき最適なコードに直接ジャンプするように ADO に指示することができます。CommandType プロパティで指定した種類と、CommandText のコマンドの種類とが一致しない場合は、Execute メソッドを呼び出した時点でエラーになります。