CommandText プロパティ

プロバイダに対して発行するコマンドのテキストを格納します。

設定値と戻り値

SQL ステートメント、テーブル名、またはストアド プロシージャ呼び出しからなる文字列型 (String) の値を設定または取得します。デフォルトは "" (長さ 0 の文字列) です。

解説

CommandText プロパティは、テキスト形式のクエリーを Command オブジェクトに対して設定または取得するために使います。

CommandText プロパティの内容はプロバイダによって異なり、標準の SQL 構文や、プロバイダがサポートしている特殊なコマンド形式になります。

Command オブジェクトの Prepared プロパティを True に設定し、CommandText プロパティの設定時に Command オブジェクトを開いている接続にバインドして、Execute メソッドや Open メソッドを呼び出すと、ADO はクエリーを準備します。このとき、CommandType プロパティの設定によっては ADO が CommandText プロパティを交換する場合もありますが、いつでも CommandText プロパティを読み取り、実行中に ADO が使用する実際のコマンド テキストを確認することができます。

対象

Command

関連項目

Requery